スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【妖怪本】動物妖怪譚

先日地元の古本屋で欲しかった
日野巌「動物妖怪譚」の有明書房版を発見した

この本は大正15年「趣味研究 動物妖怪譚」として養賢堂から発行された
農学者 日野巌が二十歳前から収集・研究をしてきた
動物妖怪を特徴で分類解釈を行い現代読んでも全く古くならない
復刊の待たれた本です。

勿論大正版も見てみたいのですが
その後今回入手した昭和54年の有明書房版として復刊しておりましたが
値段が当時で8000円
仮に古本屋で発見しても低下の半額以上でなかなか手に入らなかったもの
だったので発見したときは興奮でした。

古本屋の前に自転車を止めていたのを忘れて
早足で徒歩10分、家の近くまでついて自転車を忘れるのに気づいたぐらいの興奮

110209_2352~01


110210_0014~01

現在は中公の異の世界シリーズにて販売されておりますが
動物妖怪譚〈上〉 〈下〉 (中公文庫BIBLIO)
以前に紹介の江馬務「日本妖怪変化史」もそうでしたが
原本(中公文庫以前の復刊も含む)との編集・構成の比較等を楽しむのが好きなもので…

ただ比較してみて改めて異の世界シリーズは素晴らしく
古書蒐集や比較趣味がなければ異の世界シリーズの方が読みやすく
原本にわざわざ探す必要はありません

文庫本で一冊1200円は高く感じる人もいるかもしれませんが
原本は2冊分の倍以上はするのを考えるとかなり有意義です
(他の異の世界シリーズの本も同様)

今回の本で特筆すべき良さは下巻の附録「日本妖怪変化語彙」が
昭和の有明書房版に村上健司さんが校訂していて
更に読みやすい妖怪辞書としての完成度が上がっています
下巻だけ妖怪辞書として入手するのもとても有意義です

本文中の図版の入り方が有明書房版に比べて
大分見やすかった点
全シリーズに言えることですが
索引から妖怪を調べることができるのも良い点です

同じく日野巌著の
植物怪異伝説新考〈上〉 〈下〉 (中公文庫BIBLIO)
植物の怪異に関してのことが科学的に解釈されていて
とても良い本です。
植物怪異のみで構成されている本は貴重
スポンサーサイト

theme : オススメの本の紹介
genre : 本・雑誌

comment

Secret

プロフィール

式水下流

Author:式水下流
妖怪の造形をやっております。
妖怪展示・イベント情報を収集しております。
ブログでは
妖怪本・妖怪展示・妖怪行事の紹介やレポートが中心

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]

595位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
206位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
御来訪
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。