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【妖怪学】海の妖怪

今回は海の妖怪

■海坊主
○特徴
・大きさ:2~10m
 水木画のイメージだと大分巨大に見えるが 大きい事例もあるが実際にはそれ程大きくはない
 丸っこい・坊主頭・目がでかいなどの印象も水木画のイメージの影響が強い

・天気の悪い日に出る 明るい昼間に出たという話はない
 →嵐の前兆

・海上に現れる鬼火

・海に出て船を沈める

・体が黒っぽい

・口が裂けてげらげら笑った
 沈黙して黙ってないといけない

・船に乗ってきた

○海坊主の正体
・自然現象
 蜃気楼の一種:岩礁が高く見える
 三角波 波と波がぶつかって高い波になる
 →立烏帽子のような形状の説明にはなるが他の例の説明にはならない

・海獣
 トドやアザラシ
 ステラ海牛(全長15m)日本まで来るかどうかは微妙ですが
 象アザラシ ツルツルの目がでかい海洋生物 シーモンク
 →当時でも生物として海獣が認識されているので見間違えがあるかどうかは微妙、
 まだ紹介されていなかった海獣の可能性は否めない
 大田区の伝承ではスナメリといわれている記載が区市にある 

・幻覚

 海流等により気象現象として事故が多いことを
 昔だと海坊主や海竜(シーサーペント)と置き換えた

○亜種
・島根・鳥取の別称:ぬるぬる坊主
 目が一つ

・船幽霊にも近いものが
 海坊主のタイプ
 西日本中心では船幽霊のように柄杓の伝承がある
 今野圓輔は幽霊のカテゴリ

・立烏帽子のように船に覆いかぶさってくる:日本海より

・あやかし(イクチ):操し 船を操る 水温に差があると前に進めないことがある

■人魚
・嵐の予兆
 予言をする:ヨーロッパでも予言する話がある
 日本⇔西欧の情報の伝播・影響の可能性もある
 姿を描くと災難除け←白澤等予言をする妖怪からの流れ
 白澤→人魚、神社姫→山彦、山童→天彦(アマビコ)→アマビエ
   →件

・山海経には川に出るものの形質で
 海に出るものの形はテイジン
 オオサンショウウオ(人肌)のこと
                                              
・八百比丘尼:人魚の肉を食べて不老長寿に

・ジュゴンを見て人魚と見間違えた

・人魚のような
 ローン:アイルランド アザラシの皮を被っている
 セルキー →羽衣天女
 天降女子(アモレーウナグ):沖縄

・人魚の剥製:上半身が猿、下半身が鮭

■海和尚

・若狭湾に現れた
・体は海亀の形で顔が和尚
・体が出てこなかったら海坊主
・現れたりすると嵐になる→でかい海亀を妖怪視した
・別名入亀入道

■海の妖怪の本
海の妖怪について細かく知りたい方は
「日本の海の幽霊・妖怪 」(中公文庫BIBLIO) 関山 守彌 (著)
がお勧めです
原本がほとんど古書としても流通していない名著中の名著に
編集によって読みやすく更に索引で妖怪名から調べることも可能になった一冊です

日本妖怪大百科 VOL.06 講談社
人魚と海の妖怪の特集です
ページ数としては薄めのムック本ですが
執筆陣が豪華な上に一つの妖怪をテーマにわかりやすくできています
全10巻他の巻もお勧めです
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theme : 日本文化
genre : 学問・文化・芸術

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